2008年05月03日

杉並区立和田中学校「よのなか科NEXT」見学 その1

 『校長先生になろう!』の藤原先生がこの3月まで、校長をされていた杉並区立和田中学校の「よのなか科NEXT」という授業を見学してきました。

 「よのなか科」は公開授業の形をとっており、見学者もまた生徒さんに混じって一緒にグループワークに取り組むことになります。どうすれば見学させてもらえるのか学校に問い合わせたところ、見学のみであれば事前連絡なしに、校門で受付をして授業開始までに教室に入っていればよいとのことだったので、行ってきました。(取材をする場合は別途、事前に手続きが必要のようです)

 2008年4月30日の回です。藤原先生は残念ながら退任されて授業を拝見できなかったのですが、後任の代田校長先生の授業に参加してきました。

 和田中は閑静な住宅街の真ん中にあります。朝8時に学校を訪れると、朝の一斉清掃ボランティア活動をやっていました。校門周りの掃き掃除や中庭の草むしりに取り組む生徒たちは、「おはようございます」と声をかけると元気よく「おはようございます」と返してくれました。

 今日の「よのなか科NEXT」のテーマは自分の好きなことを核に職業マインドマップを作ること。前の回に個人ワークでプリントに記述していたことを、5,6人のグループでまずはブレスト。模造紙の中心に「好きなもの」を描き、ポストイットにそれに関連する仕事を思いつく限り書き出し、それらをグルーピングしたり関連のあるグループをつなげたりして、最後に雑誌から関連する写真を切り貼りしてマインドマップを完成させます。

 全部で10人ほどの地域の方や外部の方の参加があったように思います。私も僭越ながら、グループに混じらせてもらいました。

 最初のグループは「海外/旅行が好き」チーム。女子5人に男子2人、完全に女性陣に圧倒されました。女の子は元気に次から次へと、矢継ぎ早にアイディアを出していく。それに対して男子はいろいろとこだわりをもっていて、じっくり考えて女子とはまったく違うものを出そうとする。

 正直、「旅行」というとそこまで広がらないけれど、「海外」を考えるとほとんどの仕事が「海外」とつながっているのだなぁ、と実感しました。「外交官」とか「パイロット」とかまさに定番なのですが、それ以外に「ミッキーの中の人」とか、これは海外でも大人気のディズニーつながりです。う〜ん、自分ではちょっと出てきません。もしくは、思いついても自分の中で否定してしまって、外に発信できないかもしれない。中学生の思考に枠をはめてしまうのは、周囲の大人が否定をするからかもしれません。「自由に発言できるんだと思える場」を作らないといけないんですね。

 続いてのグループは「スポーツが好き」チーム。いや〜、やんちゃな男子ばっかりで手を焼きました・・・。一人だけ女子がいて、その子が堅実に職業を書き出していく中、男子陣は関係ない話で大盛り上がり。全然作業が進みません。それでもさすがスポーツ好きグループ、時間がなくなると意外に手早くいろんなスポーツをあげて、職業を書き出していました。

 それにしてもまさに個性のぶつかり合い。男子は特に、こだわりが強いですね。人と違うことをする、人と違う意見を出すことにアイデンティティを見出している感じ。自分もそうだったかも・・・。

 来週はこのマインドマップをどのように作ったか発表しなければなりません。どうなるか、乞うご期待ですね。


(written by tomoya)
ラベル:教育視察
posted by ideamix at 14:23| 教育像の探求 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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