数学的リテラシー
PISA2006では、生徒が様々な数学的問題に関わる状況で、効果的に問題提起、解決、解釈をするときに必要な分析、論理づけ、表現ができる能力を基に数学的リテラシーが調査されました。

成績はレベル1以下〜6の7段階に区分されました。PISA2006では、全体のわずか13%がレベル5とレベル6の成績を修めました。レベル5とレベル6の成績の割合が多かった国は、韓国(27%)、台湾(32%)でした。日本は523ポイントで10位となりました。
PISA2003との比較
PISA2003では、数学的リテラシーを中心に調査が行われたため、その結果とPISA2006を比較すると、成績に大差は見られませんでした。国ごとに見ると、メキシコ、ギリシャ、インドネシア、ブラジルが成績を大きく伸ばしました。一方、日本、フランス、アイスランド、ベルギーの成績は大きく低下しました。この成績低下の結果は、いずれも低レベルの成績の生徒の割合が増えたことによるものです。日本はPISA2000で557ポイントの1位、PISA2003で534ポイントの6位でした。

グラフから、日本は平均より高レベルの生徒の割合が比較的多いということがわかります。レベル2は、数学の基礎レベルのラインと考えられていますが、OECDでは78.7%、日本は87%の生徒がレベル2以上の成績を修めました。
男女の成績差異
数学的リテラシーでは、男子生徒のほうが女子生徒より成績を修め、OECD平均では11ポイント、日本の場合、20ポイント男子生徒が成績を上回りました。
(Written by Sukekawa)
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